パナソニック食器洗い乾燥機np-th4とnp-ta4の違いは何?どちらが買いなのか徹底調査
「食後の片付け、もっとラクにしたい!」——そんな思いから食洗機の購入を検討する方は年々増えています。便利で使い易くなっていますね。
中でもパナソニックの卓上型食器洗い乾燥機は、性能・コスパ・信頼性の3拍子そろった人気モデル。その中でもよく比較されるのが、「NP-TH4」と「NP-TA4」の2機種です。
どちらも見た目はそっくり。でも実は、洗浄機能や省エネ性能、対応コースなどに細かな違いがあるんです。
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「結局どっちを買えばいいの?」
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「我が家に合ってるのはどっち?」
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「予算は抑えたいけど、機能も妥協したくない…」
そんな疑問を持つあなたのために、本記事ではNP-TH4とNP-TA4の違いを徹底比較!それぞれの特徴や向いている家庭、価格差に見合う価値があるのかどうかを、分かりやすくご紹介していきます。
NP-TA4は、価格を抑えたい方機能性やデザイン重視の方にはNP-TH4がおすすめです。
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パナソニック食器洗い乾燥機np-th4とnp-ta4の違い
パナソニックの食器洗い乾燥機「NP-TH4」と「NP-TA4」は、基本性能は同じですが、NP-TH4は「80℃すすぎ」「低温ソフト」などの追加コースやAIエコナビを搭載し、省エネ・高機能モデルとなっています。
見た目やカラーの違いをチェック
デザイン性に関しては、NP-TH4の方が選択肢が広いです。NP-TA4は「ホワイト」のみの1色展開ですが、NP-TH4は「ホワイト」に加えて「サンディベージュ」の2色展開となっています。
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NP-TA4:ホワイトのみ
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NP-TH4:ホワイト、サンディベージュ
このサンディベージュは、やや落ち着いたインテリアにも馴染みやすく、キッチンの雰囲気を損ねずに設置できるのが魅力。インテリアにこだわりたい方にはTH4のほうが好まれやすいでしょう。
見た目のフォルム自体は大きな違いがありませんが、カラーの選択肢があるかどうかで印象は変わってきます。実用性だけでなく、見た目も重視したい方はTH4に注目してみてください。
洗浄方式と除菌機能は同じ?
洗浄方法はどちらも「ストリーム除菌洗浄」という方式を採用しています。これは50℃以上の高温水を高圧で噴射することで、食器の汚れをしっかりと落としながら、同時に除菌も行えるという機能です。
主な特徴は以下の通りです:
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高温高圧水流で汚れを分解
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食器やカトラリーの除菌性能あり
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手洗いに比べて水使用量は約1/6
この方式により、手洗いでは落としづらい油汚れや雑菌もスッキリと洗い流せるので、衛生面を重視する家庭には特におすすめ。特に子育て世帯や共働きの家庭にとっては「自動で除菌までしてくれる」のは大きな魅力といえるでしょう。
サイズや設置方法に差はある?
設置に関しても、両モデルは全く同じ寸法と設置方法を採用しています。
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幅:550mm
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奥行:344mm
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高さ:598mm
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設置方式:分岐水栓による給水
このため、「どちらかが大きくて置けない」といった心配は不要です。設置スペースさえ確保できていれば、どちらを選んでも設置可能です。
設置の際は、分岐水栓を取り付ける必要があるため、DIYが苦手な方は業者に依頼することも検討しましょう。なお、最近では対応する蛇口の種類も豊富になってきており、取り付け自体も以前に比べてスムーズになっています。
水道代や電気代はどれくらい違うの?
水道代と電気代については、通常使用時の消費量はほとんど同じです。
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水の使用量:約11L
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電気の使用量:約770Wh
ただし、NP-TH4には「AIエコナビ」が搭載されており、この機能をONにすると、洗浄にかかる電力が約730Whまで削減されるという試算があります。これはおおよそ5%の節電効果があるということ。
長期間使えば使うほど、微差ではあっても光熱費の節約につながってきます。特に毎日2回以上稼働させる家庭では、月間・年間単位で見れば無視できない金額になることもあります。
NP-TH4とNP-TA4の基本仕様を比較!
両モデル共通の基本スペック
パナソニックの食器洗い乾燥機「NP-TH4」と「NP-TA4」は、どちらも基本的な性能は非常に似ています。まず注目したいのが、食器の収納点数や本体サイズです。
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食器収納数:40点
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庫内容積:50L
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サイズ:幅550×奥行344×高さ598mm
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標準使用水量:約11L
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消費電力量:約770Wh
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最大消費電力:50Hzで1,165W、60Hzで1,185W
このように、基本スペックに関しては両モデルとも完全に一致しています。設置スペースや収納力で迷う必要はなく、どちらを選んでも日常的な使い勝手に大きな差はありません。
さらに両機種ともに、以下のような便利な機能を備えています。
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ストリーム除菌洗浄(50℃以上の高圧水流で除菌)
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ドライキープ(乾燥後も清潔に保管)
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タンブラー&ボトルホルダー
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小物ケース、ちょこっとホルダー
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予約機能付き
これらの点からも、パナソニックの技術がしっかりと詰め込まれたモデルであることがわかります。共通部分が多いため、選ぶ際には細かな機能の違いや予算、ライフスタイルによって判断するのがポイントとなります。
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搭載されている洗浄コースの違いを詳しく解説!
NP-TH4限定の「80℃すすぎ」って?
NP-TH4の最大の特徴のひとつが、「80℃すすぎ」機能の搭載です。これはその名の通り、すすぎ工程で約80℃という高温水を使用して、食器をより清潔に、気持ちよく仕上げるための機能です。
通常の食洗機では、すすぎ温度は60℃〜70℃が一般的ですが、80℃まで加熱することで以下のようなメリットがあります。
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グラスや陶器のくすみを防ぐ:水滴の跡が残りにくく、ピカピカな仕上がりに。
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雑菌の除去効果がアップ:高温ですすぐことで、より高い除菌力が期待できる。
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乾燥効率が向上:高温で仕上げるため、乾燥も素早く済みやすい。
特に、赤ちゃんの食器や衛生面を気にする家庭にはうれしいポイントです。さらに、調理器具などの油汚れがしっかり落ちたか不安なときにも、80℃すすぎで安心感が増します。
ただし、耐熱温度が80℃未満のプラスチック容器などは変形する可能性があるため注意が必要です。これをうまく使いこなせば、NP-TH4は単なる「食洗機」を超えた、除菌・乾燥までカバーする高性能な調理サポート家電になります。
プラスチック食器に優しい「低温ソフト」コース
NP-TH4にはもう一つの注目機能として「低温ソフト」コースが用意されています。このコースは、耐熱温度が60℃以上のプラスチック製食器に対応した洗浄モードです。
一般的な高温洗浄では、プラスチック容器が変形することがありますが、「低温ソフト」コースではそれを防ぎつつ、しっかりと汚れを落とすように設計されています。
このコースの特徴をまとめると以下のようになります:
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温度設定がマイルド:60℃以上の耐熱仕様に対応。
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軽い汚れに最適:弁当箱やお子様のプラ製食器にぴったり。
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節水・節電効果も高い:温度が低めなので加熱エネルギーが少なく済む。
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静音性も向上:通常よりも穏やかな運転になるため運転音も控えめ。
最近では、プラスチック製の食器や保存容器を多用する家庭も増えているため、こうした機能の有無は選ぶうえで大きな判断材料になります。
スピーディ・お手入れモードの違いは?
どちらの機種にも「スピーディ」コースと「お手入れ」モードは搭載されていますが、NP-TH4はバリエーションが多いため、より柔軟な使い方が可能です。
スピーディコース:
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約29〜39分程度で洗浄完了(通常より短時間)
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忙しい朝や食後すぐに片付けたいときに便利
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軽い汚れ向けで節水・時短が魅力
お手入れモード:
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食洗機本体の内部を洗浄するモード
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脂汚れやヌメリをリフレッシュ
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月に1〜2回の使用が推奨されている
NP-TH4は運転コースの数が12、NP-TA4は6と倍の違いがあり、使い方に応じて「選べる自由度」が格段に上がります。
NP-TA4がおすすめの人
✔ とにかくコスパ重視で選びたい人
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機能はシンプルで十分
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食洗機は初めてなので、まずは使い勝手を試してみたい
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洗浄力は両機種同じなので、価格差が気になる
✔ 食器は主に陶器やガラス製が中心の人
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プラスチック製品はあまり使わない
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弁当箱や保存容器も手洗いで対応できる
✔ 洗浄コースにあまりこだわらない人
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毎回同じ洗い方で問題ない
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スピーディや乾燥モードがあれば十分
✔ 置き場所が限られていて、色にこだわらない人
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キッチンのカラーに「ホワイト」で十分
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機能>デザインの方に向いている
✔ ランニングコストより購入費を抑えたい人
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電気代より初期費用が気になる
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長く使う予定があるけど、初期投資はできるだけ抑えたい
▼初めての食洗機にもぴったり!シンプルで使いやすい
NP-TH4がおすすめの人
✔ 機能もデザインも妥協したくない人
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食洗機は毎日使うものだから、使い勝手重視
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豊富な洗浄コースで柔軟に対応したい
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キッチンの雰囲気に合わせてカラーを選びたい
✔ プラスチック製の食器・お弁当箱をよく使う人
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子育て世帯やプラ容器を日常的に使う家庭
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「低温ソフト」コースで安心して洗いたい
✔ 衛生面や仕上がりにこだわる人
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「80℃すすぎ」で除菌やピカピカ仕上げを求める
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グラスやカトラリーのくすみを防ぎたい
✔ 音に敏感な人、夜に使うことが多い人
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少しでも静かな運転音を重視したい
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マンションや夜間使用が多い方におすすめ
✔ 長い目で見て省エネ・節電を意識する人
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AIエコナビで賢く節電・節水したい
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毎日2回以上使う予定がある方にはお得感あり
このように、「どんな人がどちらを選ぶべきか」を明確にすることで、購入後の後悔を防ぎやすくなります。自分のライフスタイルや重視したいポイントに照らし合わせて、最適なモデルを選んでくださいね。
▼プラ容器にも対応!子育て世代にうれしい一台
おすすめの選び方
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NP-TA4を選ぶべき人
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費用を抑えたい方
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陶器やガラス中心で、プラスチック食器は少なめ
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特別なコースよりも基本的な洗浄機能で十分な方
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NP-TH4を選ぶべき人
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プラスチック製の容器や子ども用食器をよく使う
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高温ですすいでスッキリ仕上げたい
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音に敏感で静音性を重視したい
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省エネ性能や自動運転に魅力を感じる
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キッチンの雰囲気に合わせて色を選びたい
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パナソニックの食器洗い乾燥機「NP-TH4」と「NP-TA4」は、基本性能は同じですが、NP-TH4は「80℃すすぎ」「低温ソフト」などの追加コースやAIエコナビを搭載し、省エネ・高機能モデルとなっています。
まとめ 食器洗い乾燥機np-th4とnp-ta4の違い
パナソニックの卓上型食器洗い乾燥機「NP-TH4」と「NP-TA4」は、基本スペックやサイズ、収納力などは同じですが、細かな機能面で差があります。
NP-TH4は「80℃すすぎ」や「低温ソフト」など便利な追加コースを搭載し、プラスチック食器にも対応。また、「AIエコナビ」機能により、汚れや室温に応じて省エネ運転ができるのも魅力です。さらにカラーバリエーションもホワイトとサンディベージュの2色展開で、キッチンに合わせて選べます。
NP-TA4はホワイト1色で、洗浄コースは基本的なものに絞られており、その分価格が抑えられているのが特徴。コスパを重視する方や、シンプルな機能で十分という方にはNP-TA4、機能性や省エネ・デザイン性を求める方にはNP-TH4がおすすめです。
▼プラ容器にも対応!子育て世代にうれしい一台
▼初めての食洗機にもぴったり!シンプルで使いやすい